日本でもジム内にワークスペースを設ける流れが来て欲しい

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昨今ノマドワーカーと言って、カフェなどで仕事を行うワークスタイルを取り入れている人も多いと思います。

しかし、ノマドといえばカフェというイメージが強く、日本におけるノマドの自由度は低いのが現状です。そんな中、海外では、ワークスペースを設けているスポーツジムが現れているようです。

アイキャッチ画像出典:m.jp.wsj.com

スポーツジムがオフィスになるとき

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1ヶ月ほど前のウォールストリートジャーナルの記事で、「スポーツジムがオフィスになるとき」という興味深いものがありました。

シャンテル・ハーツホーンさんの理想のオフィスは、サンフランシスコのソーマ地区にあるスポーツジム「エクイノックス」のラウンジエリアだ。

 ハーツホーンさんは、スマートフォンのアプリを通じて出張ヘアメイクサービスを提供するスタイルビーという会社に勤めている。ジムではマシンを使って運動したり、ラウンジに行って電話を受けたりしている。ジムでより長い時間を過ごすことは、ヘアメイクビジネスの顧客獲得にもつながっているという。

 「結婚式のヘアメイクの契約もいくつかできた」と話すハーツホーンさん。「結局のところ、ユーザーがいるところに自分の身を置くことは非常に戦略的なのだ」という。

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固定のオフィスで仕事するのではなく、スポーツジムに身を置いて、時には自分のために運動をし、時には仕事の電話をしたりする人が増えているようです。

スポーツジムで仕事をすることで、自分のワークスタイルの幅を広めるだけでなく、顧客の獲得に繋がることもあると言います。

このように、「ジムという場所で働くこと」には様々なメリットがあるようです。

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メリットがあるのは、利用者だけではないようです。スポーツジムにも大きなメリットがあります。

実際、スポーツジムで仕事をする人は増えている。

 需要の急増を感じているジム側も、ノートパソコンを開ける場所、携帯電話の充電スペース、商談ができるテーブルを設置するなど対応している。こういった場所が1日中利用可能なジムもある。狙いは、会員がジムに滞在する時間を長くすること、そして、職場から離れて働く人たちを囲い込むことにある。

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ジムをオフィスとして開放することで、スポーツジム側は新たな層の顧客を得ることができます。

また、会員の滞在時間を長くすることで、ジム内での消費も促せますし、会員の継続率も上げることができるのでしょう。

ジムにワークスペースを設けることは、ジムにとってもジムの利用者にとってもWINWINなわけですね。

日本のジムでもできないか??

gymphoto credit: ウェイトマシン via photopin (license)

セントラルスポーツ、メガロス、コナミスポーツ、ティップネス、ジョイフィット、ゴールドジム、エニタイムフィトネスなどなど、私は多くのジムを利用したり、見学したことがあります。

このような日本のジムでも、畳のスペースやソファーのスペース、また机と椅子が3つくらい並んだスペースなど、運動以外の用途のスペースを持つ場所は増えてきていると思います。

しかし、都心のど真ん中のジムでない限りは、スポーツジムの主な客層は55歳以上の高齢層となっています。

そのため、ワークスペースを設けるというよりは、会員どうしの団欒スペースや新聞や雑誌が読めるリラックスエリアの方が増えているように思いますね。

もっと日本人の生産年齢の人たちの間にフィットネスが浸透すれば、ジムにワークスペースを設けるジムも増えていくかもしれませんね。

ジムでの仕事は捗るのか試してみた

私は24時間どこでも使えるエニタイムフィットネスに通っています。

そこの更衣室は、試着室のような小さな部屋になっていて、私的には非常に居心地の良いスペースとなっていますね。

今回のウォールストリートジャーナルの記事に感化され、私も更衣室でPC作業をしてみました。

約20分間、ブログを書きました。

エニタイムフィットネスさん、本来の用途ではない使い方をしたことをお許しください。。。w(日本のフィットネス繁栄のためです)

更衣室という閉鎖的空間ではありましたが、ジムで仕事をすることには幾つかのメリットを感じました。

3つにまとめて紹介したいと思います。

ジムで仕事をする3つのメリット

画像の出典:stf.thefactoryi.com

1.Wi-Fiが使える

この時代、高速のインターネット回線は必須です。

私もポケットWi-Fiを持ち歩いてはいますが、やっぱり施設の用意しているWi-Fiネットワークの方が速いですよね。

ということで、ジムで仕事をするメリットの1つ目は高速インターネット!(ジムが用意してくれているのが前提)

2.時間を有効活用できる

自分がジムに行った時間帯に、ちょうど自分の使いたい器具が空いている保証はありません。

先日の記事では、そういう時は「筋肉成長のチャンスだと考えよう!」という話をしました。

使いたい器具が使えないときは筋肉成長のチャンスと捉えよう

2016.08.11

しかし、毎回違う器具をやるわけにはいかないですよね。やりたいトレーニングをやりたい時間に行いたいものです。

そこで、ジムで仕事ができればどうでしょうか?

ベンチプレスをやりたい時、ベンチが空くまでの時間を仕事をしながら待つことができます。

これは非常に有効な時間の使い方ですよね。

3.明るい気分で仕事できる

ジムには比較的明るい空気が漂っています。

(少なくとも満員電車の中よりはいい空気感ですよね。笑

いい雰囲気に身を置けば、気分も自然と明るくなり、雑念を持たずに仕事に集中することができます。

ポジティブな空間で仕事をすることができるという意味で、スポーツジムでの仕事は私にとってベストですね。

まとめ

スポーツジムにオフィスが併設しているような、そんな会社を作るのが私の夢です。

誰もやってくれなかったら私がやりますが、その前に誰かがやってくれて、日本全体でスポーツジムワークが流行ってくれたら嬉しいですね!

ちなみに、エニタイムフィットネスの更衣室でのワークは、更衣室を待っている人がいるかもしれないのでオススメはできません。笑

では!

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ABOUTこの記事をかいた人

iOS等ネイティブアプリのエンジニア歴5年。早稲田大学創造理工学部を卒業後、アプリ開発ディレクターを経験し、その後プログラマーに転向。報道系ベンチャーでニュースアプリのiOSアプリ開発を経験。その後ARベンチャーでリードエンジニアとして活躍。大人気アプリ「ペチャバト」をリリース。個人の発信力を高めたいと考え2019年2月に独立しフリーランスエンジニアとなる。2020年4月にFlutter大学オンラインサロンを設立し、同年6月には合同会社KBOYを創業。現在は業務委託の10人弱のメンバーと共に、YouTube運営、オンラインサロン運営、Webサービスの自社開発も行っています。 【Twitterはこちら】