SLUSH ASIA優勝のSkyRECはスポーツジムにも使えそう

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5月13,14日にSLUSH ASIAというスタートアップ企業がプレゼンバトルするイベントが、幕張メッセにて開催されていました。

こういったビジネス系のイベントになると多くの企業が集まるので、どうしてもオッさんばかりになってしまい、会場の雰囲気もお堅い感じになってしまいます。

しかし、このSLUSH ASIAは雰囲気が違いました。

幕張メッセの中に入った瞬間、そこはビジネスのイベントではなく、深夜のクラブにやってきたかのような雰囲気に圧倒されましたね!

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ライトアップの方法がオシャレだし、出店にはハイネケンなどのお酒が置いてあります。

また、会場のブースにいる人、壇上に上がって話す人も20台ばかりです。20〜24歳くらいの年代の人が目立ちましたね。

スタートアップ好きの私にとってはとても面白いイベントでした(^_^)

詳しい情報は、Bridgeによくまとまっていたので興味のある方はそちらを見てみてください。

SLUSH ASIA 2016のピッチコンテスト優勝は、リアル店舗での顧客分析を提供する「SkyREC」が獲得 #slushasia16

筋トレ界のスタートアップがしたい

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普通にスタートアップ企業についてまとめても面白くないので、私にしかできないことをしようと思います。

私にしかできないこと、それは物事を筋トレ目線に置き換えることです。

筋トレ、フィットネスの分野は他の分野に比べて進化が遅いことは言うまでもありません。

この分野に対して、手を出す人が少ないからですね。

特に日本は、フィットネス後進国ですので、

他分野のイノベーションをフィットネスに置き換えてみるだけで、業界にとっては3段飛ばしくらいのインパクトを与えることができるのではないかと思っています。

せっかく刺激を受けたので、アウトプットとするためにアイデアを記事にしてみたいと思います。

優勝のSkyRECを筋トレ目線で考えてみた

VRやAR、360度カメラ、アプリケーションなどなど色々面白いスタートアップが有りましたが、今回はビッグデータマーケティングのための新しいツールを開発しているSkyRECという企業の紹介と、そこから着想を得てスポーツクラブへの応用例を考えてみたいと思います。

SkyREC

画像の出典:activelaker.wordpress.com

ビッグデータを用いたスタートアップとして、SkyRECは印象に残りました。

SkyRECはビデオアナリティクス、WIFIアナリティクスという技術を用いて、小売店の商品の配置の最適化を促すツールを開発しています。

台湾の企業で、今回のピッチコンテストも優勝しています。素晴らしいです。

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このSkyRECは、現実世界のGoogleAnalyticsと考えると、理解がしやすいです。

GoogleAnalyticsが、Webサイトに訪れるユーザーの行動や在籍時間などをトラッキングして、グラフ化して分析することができるのと同様にして、

SkyRECは、小売店に訪れる人々の行動を分析することができます。

画像の出典:www.skyrec.cc

お店の天井に幾つかのカメラを設置、同時にお店にあるWi-Fiサーバーのログから、スマホ等のデバイスを持った人がどこで止まってどう動いたかなどを分析し、ヒートマップにして可視化できるようです。

このツールは非常に使えるなと思いました。

そこで思いついたのですが、、

このツールをスポーツジムに置いてみたらどうでしょうか?

SkyRECを使えば、どの器具がどのくらい使われていて、滞在時間がどのくらいなのかを計測することができます。

器具ごとの使用頻度などや、お客さんの行動の導線の傾向がわかれば、どの位置にベンチを何台おいて、その間隔はどのくらいが良いのかという課題を最適化することができます。

私がスポーツクラブでバイトしている時に、店長がトレッドミルや腹筋台の位置レイアウトを度々変更していましたが、その変更箇所は、ユーザーの行動に基づいたものではなく、店長の予想によって構想されたものでした。

インターネットのWebサイトが成長していくために、ABテストを繰り返してユーザー最適化するのと同様にして、スポーツクラブのマシンの配置も最適化できると、会員の継続率も改善されていくのではないでしょうか?

まとめ

以上、今回はSkyRECのプレゼンを見て、これはスポーツクラブの最適化にも生かせるのでは?と考えてみました。

既存の大手スポーツクラブが手を出すのは中々無いと思いますが、私が今スポーツクラブを経営するなら導入しますね。

他にも、VRとアプリケーションについて考えたことがアイデアがあるので、そちらも後日別記事に書きたいと思います。

では!

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ABOUTこの記事をかいた人

iOS等ネイティブアプリのエンジニア歴5年。早稲田大学創造理工学部を卒業後、アプリ開発ディレクターを経験し、その後プログラマーに転向。報道系ベンチャーでニュースアプリのiOSアプリ開発を経験。その後ARベンチャーでリードエンジニアとして活躍。大人気アプリ「ペチャバト」をリリース。個人の発信力を高めたいと考え2019年2月に独立しフリーランスエンジニアとなる。2020年4月にFlutter大学オンラインサロンを設立し、同年6月には合同会社KBOYを創業。現在は業務委託の10人弱のメンバーと共に、YouTube運営、オンラインサロン運営、Webサービスの自社開発も行っています。 【Twitterはこちら】