背中の日にあえてリストストラップを使わないことのメリット

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昨日、周期的にプル系(背中)のワークアウトの日なのにもかかわらず、リストストラップを持って出かけるのを忘れてしまいました。

そのため昨日はノーストラップで筋トレをすることに。

ということでこの機会に、ノーストラップでプル系種目をやることについての考察をしてみます。

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リストストラップの役割

GOLD'S GYM(ゴールドジム) リストストラップ G3500

すっかりリストストラップに使い慣れてしまっていますので、改めてリストストラップの存在意義について確認することにします。

更なる背中の成長のためにはリストストラップが必要だ!

この記事にも書いていますが、

リストストラップとは、手首に巻きつけて、バーベルなどが手から離れないようにするための道具です。

トレーニングにおいて、あまりに重いものを扱うようになると、握力が耐えられなくなってしまい、鍛えたい部位を限界まで追い込めなくなってしまいます。

それを解決し、握力を気にせずに高重量を扱っていけるようにするのがリストストラップの役割です。

つまり、握力の補助アイテムというわけですね。

握力が必要なトレーニングとは

画像の出典:www.bodybuilding.com

リストストラップが握力の補助アイテムということはわかりましたが、握力が必要なトレーニングってなんでしょうか?

すべてのトレーニングにおいて握力が重要なわけではありませんよね。

例えば、ベンチプレスなどのプッシュ系のトレーニングにおいては、強く握らなくても重りが自分に迫ってきますので、リストストラップを使う必要はありません。かわりに手首に負荷がかかるパターンはありますけどね。

また、スクワットなどの足種目であれば、バーベルを担いだとしても、うまく体に乗っけることができれば良いので、リストストラップは要りません。

そうなると、残っているのは、プル系の種目だけですね。

プル=引く動作においては、引っ張るために、重りをしっかり握る必要があります。

体から離れていく方向の負荷に対して、抵抗して自分に引き寄せるのがプルですからね。

そんなプル系のトレーニングの代表といえば、背中のトレーニングである、デッドリフト、チンニングでしょう。

デッドリフト、チンニングの重量を上げていくためには、リストストラップの存在が不可欠です。

なぜなら背中の筋肉は200kgを引っ張れても、握力は200kgもないのが普通だからです。

だから私も背中のトレーニングの日は、リストストラップを欠かさず持って行っています。

なのに、、、

昨日はジムに持っていくのを忘れてしましました。。。。。

開き直って、ノーストラップでやってみる

画像の出典:www.bodybuilding.com

自分のいつものスタイルを崩すというのは、なかなか気持ち悪いことではありますが、これは良い機会だと開き直ることが時には大事だと思います。

今回、開き直ってノーリストストラップで背中のトレーニングを行いました。

いつもと違うからこそ、できることがあると思っています。以下の工夫を行いました。

メニューを変更

通常、私の背中のルーティンは以下です。

パーシャルデッドリフト 70kg,110kg,140kg,160kg,170kg
ウェイテッドチンニング 20kg,20kg,自重
ラットプルダウン 40kg,50kg,60kg,60kg
ハンマーカール 16kg,16kg,8kg,8kg,,,,,,

しかし、リストストラップがない環境下において、パーシャルデッド170kgとウェイテッドチンニングは不可能です。

そこで、リストストラップがない昨日は、以下のようなメニューに変更しました。


パワークリーン 50kg,60kg,70kg,80kg
チンニング 自重,自重,自重
ラットプルダウン 40kg,50kg,60kg,60kg
ハンマーカール 16kg,16kg
インクラインアームカール 10kg,10kg,10kg
コンセントレーションカール 12kg,12kg

変更点がわかりますでしょうか?

デッドリフトはやめて、パワークリーンに変更。
チンニングは加重せずに自重で。

トータルの負荷が下がる文、腕のメニューを多くすることで帳尻を合わせています。

背中の日にあえてリストストラップを使わないことによるメリット

今回、ノーストラップで背中のトレーニングと二頭筋のトレーニングを行いましたが、やってみて初めて、幾つかのメリットに気づきました。

最後に、もはや定番となりつつある。「○○におけるメリット」という形で締めくくっていきましょう。

1.いつもと違う刺激を与えられる

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私は、いつもと違うルーティンにすることで、リストストラップを忘れるという事態に対処しましたが、これには思わぬメリットがあります。

それは、背中にいつもと異なる刺激を与えられるということです。

身体は、ワンパターンの刺激には慣れてしまいます。

慣れると、筋肉は成長しなくなります。マンネリ化することで、身体が危険を感じなくなって、筋肉をつける必要性がないと判断するからです。

忘れたから違うことをしただけですが、それがかえって身体には良かったかもしれませんね。

2.握力が鍛えられる

画像の出典:breakingmuscle.com

リストストラップに頼っていると、確実に握力は鈍っていきます。

素手でチンニングをやっていれば自然とそれなりの握力がつくところを、背中の負荷を上げるために、握力は道具の力を借りてしまっていますからね。

今回のような、忘れてしまった機会に、握力を鍛えることの重要性に気づきました。

たまにはリストストラップを使わずに、握力も鍛えましょう。

レパートリーが増える

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リストストラップがあるせいで同じルーティンばかりを繰り返してしまい、種目の組み合わせのレパートリーが減っていました。

しかし、今回のような機会に、クリーンと上腕二頭筋のメニューを組み合わせるという新しいパターンを得ることができましたね。

新しいことに気づくためには、何らかのアクシデントが必要なのかもしれません。

まとめ

以上、本日はリストストラップをあえてつけないことによるメリットの話でした。

筋肉を付けることに大きく貢献しているリストストラップですが、時にはあえてつけないことで、特有のメリットを享受したいですね。

たまにはリストストラップを忘れてみてはいかがでしょうか?

では!

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ABOUTこの記事をかいた人

iOS等ネイティブアプリのエンジニア歴5年。早稲田大学創造理工学部を卒業後、アプリ開発ディレクターを経験し、その後プログラマーに転向。報道系ベンチャーでニュースアプリのiOSアプリ開発を経験。その後ARベンチャーでリードエンジニアとして活躍。大人気アプリ「ペチャバト」をリリース。個人の発信力を高めたいと考え2019年2月に独立しフリーランスエンジニアとなる。2020年4月にFlutter大学オンラインサロンを設立し、同年6月には合同会社KBOYを創業。現在は業務委託の10人弱のメンバーと共に、YouTube運営、オンラインサロン運営、Webサービスの自社開発も行っています。 【Twitterはこちら】