「Enflux Exercise Clothing」はスマホがトレーナーになる時代を予感させる

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私が毎日チェックしているニュースメディアの「THE BRIDGH」にて、面白いガジェットが紹介されていました。

これは筋トレが大好きなエンジニアである私が記事にしなければ!という使命感の元、取り上げていきたいと思います。

参考記事:ウエイトトレーニングを効率化させるスマートスーツ「Enflux Exercise Clothing」

「ウエイトトレーニングを効率化させるスマートスーツ」

これはワクワクしますね!

このスマートスーツとアプリケーションが高度発達すれば、パーソナルトレーナーは必要なくなり、代わりにそれを調整する知識のあるエンジニアが必要になる未来が来るかもしれません。

やはり、”Technology Will Always Win.”な訳です。

スマートスーツに関する研究

スマートスーツに関する研究は、日本においても行われています。

代表的なのは、東京理科大学発のベンチャー企業「INNOPHYS」が開発している「マッスルスーツ」でしょう。

人の筋肉をアシストするというテーマ自体は非常に面白いな!と思っていて、応援しています。

しかし、人工筋肉の取り扱い方法がデリケートなことや、コンプレッサなどの周辺機器の用意が必要なことなど、使うのが面倒くさいのが現状だと思います。

これだったら、正しい方法で1年間デッドリフトを続けたほうが、よっぽど汎用性の高い筋肉を身につけることができますよね。

また、「ロボットによる人間のアシスト」は人間の生活を豊かにすることに大きく貢献していくと思いますが、できるならば人間自体が強くなるべきだと私は思っていますね。

そのために筋トレが有効なんです。

でも、その筋トレ自体が意外に難しい。

特に、このマッスルスーツがアシストしている脊柱起立筋は、デッドリフトやバックエクステンションで鍛えていくわけですが、

2つともフォームが難しいんですよね。。。。

「Enflux Exercise Clothing」はその課題を解決するかも

冒頭で取り上げた「Enflux Exercise Clothing」は、その課題を解決するかもしれません。

アンダーアーマーのようなピッタリフィットするウェアの繊維中に10個のモーションセンサーを埋め込んであり、その動きはスマホで確認することができます。

筋トレの正しいフォームをスマホが指導してくれるわけです。

モーションセンサーの技術自体は前からあって、私の大学の研究室にもありました。

ですが、これを繊維に埋め込んで、さらにこのスーツを洗うことができるというところが素晴らしいポイントです。

画像の出典:www.kickstarter.com

優秀なウエイトリフティング選手のフォームのデータを取得して、そのフォームと自分のフォームの比較がスマホでできるわけですから、すごいですよね。

フォームの解析は、日本では早稲田のスポーツ科学部あたりがやっていると思いますが、

「Enflux Exercise Clothing」は、これをスマホに落とし込むことで、一般の人にも使えるようになる可能性を持っています。

スポーツクラブの大学生エセトレーナーなんかよりも、スマホのトレーナーのほうが信用できる時代が来てしまいますよ。

ジムに必要になるのは、筋肉バカのトレーナーではなくて、筋トレに知見のあるエンジニアになるかもしれませんね。(そう。丁度私のようにね。

まとめ

「Enflux Exercise Clothing」は、2017年の3月発売予定とのこと。

市販価格は399ドルということで、現在のレートですと、4万3000円ですね。

意外と安いですよね!iPhoneよりも安いじゃないですか!

ってことで、筋トレのあり方、ジムのあり方にイノベーションを起こす可能性のあるこのガジェットに要注目です!

では!

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ABOUTこの記事をかいた人

iOS等ネイティブアプリのエンジニア歴5年。早稲田大学創造理工学部を卒業後、アプリ開発ディレクターを経験し、その後プログラマーに転向。報道系ベンチャーでニュースアプリのiOSアプリ開発を経験。その後ARベンチャーでリードエンジニアとして活躍。大人気アプリ「ペチャバト」をリリース。個人の発信力を高めたいと考え2019年2月に独立しフリーランスエンジニアとなる。2020年4月にFlutter大学オンラインサロンを設立し、同年6月には合同会社KBOYを創業。現在は業務委託の10人弱のメンバーと共に、YouTube運営、オンラインサロン運営、Webサービスの自社開発も行っています。 【Twitterはこちら】